人間の一番自然な姿勢はまっすぐに立っている状態です。
このまっすぐに立っている状態をそのまま横向けにしたのが理想的な寝姿勢になります。
まっすぐ寝たときに、まくらが支える頭の部分はおよそ全体重の8%ぐらいの荷重がかかると言われていいます。体重が60㎏だと4.8㎏、70kgだと5.6㎏(およそスイカ1個分=約5㎏ぐらい)になります。
まくらが低いと頭が沈み込み、首が上向きに反り返ったような状態になります。逆にまくらが高いとずっと前かがみになったような状態になります。
図は極端に描いていますが、少しでも反ったり・前かがみになっていては首や肩にチカラがかかってゆっくり眠れません。
肩こりの原因
肩こりは首の後ろから肩や背中にかけての筋肉が緊張・疲労が原因です。
血流がが悪くなって筋肉への酸素が不足し、その結果、老廃物が蓄積して末梢神経を刺激します。この刺激でコリを感じるわけです。
睡眠中にこうした負担がずっと首や肩にかかっていると朝起きたときに「だるい・さらに肩がこっている」と感じてしまいます。
自分の頭の形・首のカーブにぴったりのまくらにすれば首や肩に余分なチカラがかからず理想的な寝姿勢を一晩中、保てます。
まくらの固さはお好みに合わせて選びましょう。
FITLABOのオーダーメイドまくらでは5つの素材(固さのバリエーション)があります。
●ポリエステル粒わた
ふんわりと柔らかな感触がお好きな方におすすめです。
●エラストパイプ
しっとりとした柔らかさが独特の質感。女性に人気です。
●ソフトパイプミニ
ほどよく柔らかさのあるパイプです。
●ソフトパイプ
しっかりとした安定感のある大きめのパイプです。
●パイプ
しっかり硬さを感じる小さめパイプ。蕎麦殻のような感触がお好きな方におすすめです。
まくらにも寿命があります。中の詰め物は徐々に劣化していきます。使い方によりますが、一般的には3~5年と言われています。
調査によると過半数の人は今使っているまくらは使用開始から3年以内と仰っています。つまり3年ぐらいで過半数の人は買い替えておられるということでもあります。
同じまくらを5年以上使い続けておられるとしたら、もう寿命を過ぎているかも知れません。
まくらは首を支えるものです。まくらは頭を乗せるものと考えて、まくらの端にちょこんと頭を乗せるのは間違いです。
しっかりとまくらで首を支えるには 横になってから、わざと肩口にすき間をあけます。その状態から、両手でまくらの左右の端をつかみ、ぐっと肩元まで引き寄せます。
後頭部・肩・首の3箇所がまくらにフィットしていることを確認してください。これが「3点支持」です。この方法なら頭をしっかりと支えることができます。(この方法を3点支持理論と言います)
頭が正しい寝姿勢の位置にあるとどこにも無理なチカラがかからずゆっくりと眠れ、自然に疲れがとれていきます。
FITLABOのオーダーメイドまくらでは左右が中央部よりも高くなっています。
この左右の高い部分が、横向き寝をした時にベストな状態になるように高さを調整されています。
よく横向き寝をされる方は、ゆったり寝返りを打っても頭が落ちないよう、ワイドサイズ(横幅70cm)のまくらをお勧めします。
日常のお手入れ
●こまめに陰干しをして湿気を飛ばしましょう
●使用する前にまくらをならしてから使いましょう
●ピローケースをこまめに洗い替えましょう
お洗濯 ※お洗濯は洗えるパーツに限ります
●ウレタンシートは洗えないので取り外しましょう
●全てのファスナーが閉まっていることを確認しましょう
●ネットに入れて弱水流・脱水弱めの設定で洗いましょう
●しっかりと中身まで乾いたことを確認してから使いましょう
まくらのメンテナンス
中の詰め物は年数が経つと劣化しますが、FITLABOのオーダーメイドまくらは10年間の調整が無料です。
「ちょっと合わなくなってきた」と思ったら調整にお越しください。ベストな状態を維持できてこそ、オーダーメイドまくらです。いつでもご来店をお待ちしております。
オーダーメイドまくらでベストなまくらを作られても、ご自宅で試してみると使い心地が違うということがあります。この違いは敷ふとんの固さによるもるものです。
例えば、敷きふとんが固いと カラダが沈まないので、まくらは低く感じます。
逆に敷ふとんが柔らかくてカラダが沈むと、まくらが高く感じられます。
家で使ってみたら感覚がちょっと違う。という場合は改めてご相談ください。理想的な寝姿勢を作るために敷ふとんも一緒に考えていきましょう。
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